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今週の為替レート予想(2015年6月1日、USD/JPYの最大円安目途は?)

2015/06/01


米ドル/円(USD/JPY)が大きく円安に動いています。筆者は、このボックス相場が終了する前は、どちらかと言えば円高方向に動く可能性が高いと考えていました。しかし、実際は円安に動いています。


予想は予想であり、トレードとは可能な範囲で切り離して考えることが望ましいです。というのは、いつも100%予想を当てることはできないからです。円高に行くときは・・・だろう、円安になるときは・・・だろう、というように、為替レートがどの方向に動いても柔軟に対応できるようにしたいです。

円安に動き始めた先週5月25日、円安目途を123円台としました。そして、今までのボックス相場のエネルギーが円安方向に発揮される場合は、さらに上に伸びる可能性があると読みました。

先週末のレートは124円台ですから、勢いが勝っているという状況です。

では、今回は、円安の最大目途を考察します。


1.月足で最大目途を考察 

相場の壁になりそうな為替レートを探しますと、日足ではなかなか探せません。というのは、USD/JPY=124円台という数字は過去数年にはなかったレートだからです。そこで、チャートを週足に切り替えますと・・・まだ相場の壁らしきものを見つけることができません。

そこで、月足に変更します。

すると、リーマンショック前の2007年の高値が見えてきました。USD/JPY=124円台前半です。先週末終値とほぼ同じ水準にあります。そこで、先週末終値の水準が高値目途であり、これ以上は円安になりづらいという考察が可能です。 

さらに過去にさかのぼりますと、2001年~2003年の水準が見えてきます。126円前後です。この期間の高値を目途としますと、135円台という数字も見えます。現在の水準よりも10円以上も高い水準なのでかなり遠いですが、壁として見ることが可能だということです。


2.週足で高値を考察

これは先週も使った方法です。安値から一定幅上昇し、その後少し下落してから再度上昇する場合は、最初の上昇幅と同じだけの上昇が見込めるというものです(2014年5月~2015年5月のチャートです)。



この分析方法を使うと、最大円安目途は130円台前半となりました。132円くらいとしておきましょう。

なお、円安予想値を求めるために使った赤線と、実際のチャートの青線がかなりずれた位置にありますが、これは構いません。というのは、このN字に見える分析方法は、時間の概念がないためです。単に目標レートを考えるために使用します。


以上、いくつも目標値が出てきました。まとめてみましょう。

円安目標値:
124円台前半(=先週末が高値水準である) 
126円前後
132円前後
135円前後 

仮に、124円前後が実際の円安の最大値だったとしましょう。この場合、次の値動きは円高だということを意味しません。再びボックス相場になって方向感のない値動きに終始するかもしれませんし、軽く円高になった後に再び円安になるかもしれません。

すなわち、目標値達成後は、いったんリセットされて次の値動きをうかがうということになります。

では、どの目標値が最も達成確率が高いか?と言えば、135円よりも132円、132円よりも126円のほうが確率が高くなります。これは自然な話になります。

実際にトレードをするにあたっての心構えとしては、「どれが正解でも構わないように心と行動を整える」ことが重要です。目標値を132円に設定してUSD/JPYを買い、あとは円安方向に思いっきり応援するというのは、自分の希望を相場に押し付けていることになります。

この場合、相場の変動に対して対応できなくなる場合があるので、気を付けましょう。 

かなり余談ですが、筆者がまだ相場で全く勝てなかったリーマンショック前の時代、USD/JPY=120円台でUSD/JPYを買っていた記憶があります。1万通貨当たりの1日のスワップポイントが150円や160円という時代だったので、かなり強気だったような記憶があります。

2005年から相場は上昇基調、スワップポイントはどんどん高くなる・・・そこで、2002年高値の135円が目標だ!と全力で円安を応援していました。

しかし、実際はチャートの通りです。全力で円安を応援していたため、心の切り替えが遅れました。結果、スワップポイントの利益を吐き出し、損失を被って終了することになりました。 

皆様は、筆者と同じ失敗をしないようにしましょう。このような失敗の経験は筆者だけで十分です。


さて、今回はチャートを日足→月足と大きく切り替えて考察しましたが、チャートを駆使するには見やすい方が良いです。筆者が数十社のチャートを見比べた結果、見やすさの上位にあると感じる口座としてセントラル短資FXの「クイック・チャート・トレード・プラス」をご紹介します。とても見やすいチャートです。 
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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