TOP > 人気記事 > ループイフダンの最良設定を考える(豪ドル/円、超長期その3)

ループイフダンの最良設定を考える(豪ドル/円、超長期その3)

2015/06/12


ループイフダンの超長期設定で最良と思えるものを探すシリーズです。


ループイフダンで豪ドル/円(AUD/JPY) を取引しようとするとき、注文と注文の幅は20銭、40銭、80銭から選択できます。そして、資金効率という視点から見れば、80銭が最も良いだろうという結論になりました。

しかし、80銭の注文幅を採用しても、必要となる証拠金の額は200万円を超えます。そこで、最終回の今回は、必要な証拠金をさらに減らしながら効率的に利益獲得を目指せないか、これを考えます。

もう一度、AUD/JPYの超長期チャートを眺めましょう。



この値動きの全てで利益をあげようとしてきましたが、そうする必要はないという考えに改めてみます。すると、最も滞在期間が長そうな価格帯は、AUD/JPY=75円~85円あたりです。この範囲では、少なくともループイフダンを仕掛ける価値があるでしょう。

次に、あえてループイフダンで取引しなくてもいいかな、という範囲を探します。すると、AUD/JPY=60円あたりを下回る部分と、AUD/JPY=95円あたりを上回る部分が該当するように思います。というのは、60円あたりを下回る価格帯は滞在期間が短く、95円あたりを上回る部分は、為替レートの下落リスクの割には滞在時間が短いかな、と思うためです。

取引をするということはすなわち、いくらかのリスクを取るということです。滞在期間が短い価格帯でも全て取引してリスクを取る必要はなかろう、という考えです。

そこで、AUD/JPY=60円を下回る部分と、95円を上回る部分は注文しないというルールを作ってしまいましょう。ただし、証拠金は円高記録であるAUD/JPY=54円台になることを想定して、54.00になっても強制ロスカットされないように準備します。

その結果、以下の通りとなりました。注文と注文の幅は80銭です。

ポジションの総数: 44,000通貨
平均建値: 77.80円
必要な証拠金: 118万円あまり

54円~108円全体で取引する場合と比較してみましょう。

ポジションの総数: 68,000通貨
平均建値: 81.20円
必要な証拠金: 207万円あまり

全ての注文が成立するときのポジション総数は減りますが、そのときの平均建値は340銭ほど安くなりました。また、必要な証拠金が半分くらいに減少したことが大きいです。これで取り組みやすくなりました。

なお、ループイフダンはシストレのストラテジーとして提供されています。稼働してからそのまま放っておくと、勝手に稼いでくれます。これがとても良いメリットなのですが、AUD/JPY=95円を超えてもどんどん稼いでくれます。

そこで、AUD/JPY=95円を超えてきたら、手動で取引を中止しましょう。稼いでくれているシステムを終了させるのは辛いでしょうが、そこは我慢です。ループイフダンはAUD/JPYだけでなく、米ドル/円(USD/JPY)、ユーロ/円(EUR/JPY)、ポンド/円(GBP/JPY)でも取引できますから、それらの通貨ペアも検討してみましょう。


さて、これで必要な証拠金はかなり少なくなりました。しかし、さらに必要な証拠金を減らすためにもう一声!という案を考えます。

注文の範囲は60円~95円、注文と注文の幅は80銭というのは維持して、AUD/JPY=60円になっても強制ロスカットにならない証拠金を準備します。この場合、必要な証拠金は92万円となります。桁が一つ少なくなりました。金額も28万円ほど少なくて済みます。

前々回の記事で、注文と注文の幅を20銭で考察した時に必要だった証拠金の額は800万円以上でしたから、およそ9分の1まで減らすことができました。

なお、最後の試算ですが、AUD/JPY=60円を下回ると強制ロスカットになってしまいます。そこで、取引で得られたお金は引き出さず、証拠金として積み上げていく必要があるでしょう。そうすれば、強制ロスカットになる為替レートを徐々に引き下げることができます。

また、AUD/JPY=54円でも強制ロスカットにならないように試算した場合も同様です。今後必ずAUD/JPY=54円よりも下にならないという保証はありませんので、可能な範囲で利益は証拠金として積み上げておきましょう。
 
  本記事の目的は情報提供であり、投資助言または投資勧誘等を行うものではありません。本記事の情報は、その完全性・正確性・有用性について保証しません。 本記事の閲覧者が、本記事の情報を直接または間接に利用したことで被ったいかなる損害についても、本サイト運営者及び本記事執筆者は一切の責任を負いません。

著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

関連記事