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今週の為替レート予想(2015年8月31日、米ドル/円)

2015/08/31


8月24日(月)に激震が走りました。その前の週から円高傾向が確認できていました。米ドル/円(USD/JPY)でいうと、先週水曜日、木曜日そして金曜日と3日連続の円高。しかも、3日とも比較的大きな円高でした(それぞれ、40銭~120銭くらいの円高)。


そして、翌週24日にクライマックスを迎えました。下のチャートをご覧ください。USD/JPYの日足です。楽天証券(旧FXCMジャパン証券)のチャートのキャプチャです。



月曜日の始値は122円くらいでした。その前の週の金曜日終値よりも円高で始まりました。いわゆる「窓」ができた状態です。

窓ができると、為替レートは金曜日の終値まで戻りやすいと言われるのですが、そんな話を否定するかのようにじわじわと円高が進み、一気にドーンと円高になりました。この様子を1時間足チャートで確認しましょう。



円高になる速度が次第に大きくなっている様子が分かります。そして、クライマックスを迎えると、短い時間で350銭ほど円高になり、その後、反発しました。今度は時間をかけながら400銭ほど上昇するという荒っぽさでした。

筆者はこの時間帯にチャートを見ていませんでしたので後からこの状況を確認しました。まさに円高になっている!その後に円安になっている!というときにチャート画面の前にいたら、果たして取引できていたか?と言えば、できなかったと思います。

このような相場に向き合う心の準備ができていないためです。

報道を見ると、この相場で大きく資産を増やした人がいるようですが、とても素晴らしい能力を持っていると思います。

さて、上の1時間足を眺めた最初の感想は、「このチャート形状、どこかで見たことがある」でした。あのときのチャート形状と似ているな・・・と具体的な日付まで思い出せたのは1つしかないのですが、そのほかにも何回もあるような記憶があります。

このような突発的な値動きをする場合のチャート形状には共通点があると予想します。

筆者は瞬発力を要求されるトレードを好まないため、ここから先には深追いしませんが、関心のある皆様は、過去10年分くらいの1時間足チャートをしらべてみるのも良いかもしれません。興味深いことが分かるかもしれません。

興味深いことがあると分かったら、あとは、それをどのように今後のトレードに生かすか?を考えることになります。

円高なり円安なり、大きなイベントが起きたときにトレードができる環境にあるという条件が必要になります。しかし、巨大台風の中の大しけの状態でサーフィンするようなトレードをこなすことができれば、とても面白いことだと思います(こんなことを書いていますが、筆者はこれに挑戦しません。)。


さて、今週以降のUSD/JPYがどうなるか?ですが、予測が極めて難しいと書かざるを得ません。もっと正直に書けば、筆者の方法では予測も困難です。一般的に使われている相場予測方法を使えば、目標値を出すことはできます。しかし、今回のような大波乱の相場でも通用するかどうか?に疑問があります。

この場合の筆者の対応は一つです。「待つ」です。

相場格言に「休むも相場」とあります。この「休む」の意味ですが、文字通り休んで遊んだり寝たりすれば良いという意味でなく、トレードしないという意味でしょう。よって、相場を監視し続けることは必要です。休んで良いということではないでしょう。

そして、相場が落ち着きを取り戻し、手持ちの相場分析方法が機能し始めてから、再びトレードを再開します。

その間、トレードをしないでずっと待つことになります。相場は大きく動いているのですから、上手に波に乗れば普段よりも大きな利食いができると考えられます。筆者はその誘惑に駆られてしまうのですが、今までその誘惑に乗って成功を収めたことがありません。

自分が得意な相場状況がやってくるまでひたすら待つ。この「待つという能力」もトレードする上で重要な能力の一つになるでしょう。
 

最後に、楽天証券(旧FXCMジャパン証券)のUSD/JPYのスプレッドを確認しましょう。インターバンク市場の実勢レートをそのまま配信しますので、スプレッドは××銭です、と書くことができません。

しかし、楽天証券(旧FXCMジャパン証券)のホームページに参考情報がありますので、それをご案内しましょう。2015年7月のUSD/JPYについて・・・

平均スプレッド: 0.41銭
スプレッドが0.3銭以下である割合: 41%

とても狭いスプレッドを提示しているといえるでしょう。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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