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移動平均線を使ったトレード:利食いレートはどこが良いだろうか?

2015/10/15


このコーナーで移動平均線について特集し、その後、2015年10月12日の「今週の為替レート予想」で米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートを使って移動平均線の有効性を確認しました。その日足チャートをもう一度確認しましょう。




矢印とともに、1~3の数字を追加した部分が売買シグナル発生部分です。シグナルが発生した部分で買いまたは売りのトレードを開始していれば、含み益となった場面があることが分かります。しかし、適切に利食いできなければ、損切りで終了してしまう場面もあります。 

上の例で、決済のタイミングを以下の通り設定すると、損切りになる場合があります。


 (不適切かもしれない)決済タイミング:

・買いの場合 
デッドクロスが出現して売りシグナルが出現する場合(デッドクロス:日数の少ない移動平均線が、日数の長い移動平均線を上から下に抜けること) 

・売りの場合
ゴールデンクロスが出現して買いシグナルが出現する場合(ゴールデンクロス:日数の少ない移動平均線が、日数の長い移動平均線を下から上に抜けること) 


ここで紹介している決済タイミングとはすなわち、ドテンをするタイミングということになります。ドテンとは、例えば、買っていたポジションを決済すると同時に売りのポジションを持つことです。その逆も同様です。移動平均線を使うトレードの場合、ドテンで決済すると都合が悪そうです。

そこで、いくつかの決済タイミングの案を考えてみましょう。


決済タイミング案1: 特定の利益幅を確保したら決済

ある程度利益を得たら、そこで満足して利益を確定するという案です。買った後で強烈に円安が実現する場合には後悔するかもしれない決済方法ですが、ドテンのタイミングで決済するよりは確実性が高い印象があります。


決済タイミング案2: 相場の壁を確認しながら決済位置を探す

為替相場を判断する方法の一つに、補助線をいくつか引いて、そこまでは為替レートが進みやすいだろうと考える方法があります。買った、あるいは売ったあとで、進行方向にちょうど良い補助線を引くことができれば、そこを目標値にして利食いすることができるかもしれません。

問題点があるとすれば、利食い位置が現在値から近くなりすぎてしまったり、逆に遠すぎたりする場合があることでしょうか。また、そもそも目標値となる補助線を引くことができない場合もあるでしょう。


決済タイミング3: ポジションを持ってから、特定の時間が過ぎたら決済

上の二つは為替レート水準に着目しました。これは、時間に着目しています。ポジションを持ってから特定の時間が経過したら決済しようという方法です。

利食い・損切りの発注なしに、単に特定の時間が経過したら決済という方法は、何とも心もとないでしょう。しかし、利食い・損切りに加えて時間指定決済を採用すると、ポジション保有期間を無駄に引き延ばすことなく、メリハリのついたトレードが可能になるかもしれません。
 

いずれの決済タイミングを採用する場合も、「利小損大」にならないように気を付けましょう。すなわち、トレード開始から利食いまでの距離と、トレード開始から損切りまでの距離を比較するとき、利益までの距離が長くなるようにしましょう。

「利小損大」になると、勝率50%では最終的に利益を残せません。どれくらいの勝率が必要になるか。それは利益と損失の大きさの比較次第となりますが、損益ゼロとなる勝率が60%だったり70%だったりすると、そのトレードで勝つことはとても難しくなるでしょう。


最後に、決済タイミングの3で紹介しました時間指定注文ができるFX口座をご案内しましょう。この指定決済ができるFX口座は少ししかありません。時間指定で成行・指値・ストップいずれの取引も可能な口座の例としては、外為どっとコムがあります。

外為どっとコムは1,000通貨からトレードができますので、きめの細かいトレード戦略を採用することが可能になります。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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