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今週の為替レート予想(2015年10月19日、米ドル/円、平滑移動平均で考察)

2015/10/19


毎週月曜日に相場予想をお届けしています。先週に引き続き、米ドル/円(USD/JPY)を考えましょう。また、先週は単純移動平均線を用いました。そこで、今週は単純移動平均線に加えて平滑移動平均線を使って考察します。


→ 先週の「今週の為替レート予想(米ドル/円(USD/JPY))

最初に、先週までの米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートをご覧ください。チャートは楽天証券(旧FXCMジャパン証券)のチャートを引用しました。



先週までのおよそ1か月間、高値と安値は大きく変動することがありましたが、終値はほぼ一定の狭い範囲で動いてきました。その状況から一転、終値でも大きく円高になる場面がありました。

狭い範囲のボックス相場で1か月間経過したとみることもできる形状ですから、市場は円高または円安方向に行きたくてウズウズしているかもしれません。円高警戒感(または円高期待感)が高まったと思います。しかし、週末の終値では、再び元の位置に戻ろうとしているように見えます。

とはいえ、終値でみると、まだ完全には戻っていないようです。 

では、移動平均線を重ねたチャートで考えてみましょう。



黄色の細い線は21日単純移動平均線、白の太い線は 5日平滑移動平均線です。為替レートの値動きをより早くとらえるために、短い期間の移動平均線を単純移動平均線から平滑移動平均線に変更し、また、期間を5日にしました。

計算期間を短くした分だけ、白い線のほうが滑らかさのない線になっています。滑らかさがないということは、為替レートに対する反応がとても速いということを示しています。その分だけ、為替レートの初期の動きをしっかりとらえることができます。

一方、「上がるかな?」と予想できる曲線だったものがいきなり下落に転じてしまう、という場合もあるということになります。

計算期間は何日が適切なのか・・・これは、トレードする一人ひとりによって回答が異なると思います。自分にとって最良の計算期間は何日なのか、考察してみてください。


さて、前置きが長くなりました。5日平滑移動平均線が21日単純移動平均線とクロスしたら買いまたは売りというトレードを繰り返した場合、結果はどうなるでしょうか。

上のチャートをじっと眺めてみますと、今年5月から6月にかけての上昇局面と、8月下旬の下落局面では比較的大きな利食いに成功していることがわかります。その他の期間では、損切になってしまう場面が多々あることに気づきます。

先週と異なり、平滑移動平均を採用したのですが、トレンドがない局面では利食いが難しいという結果になりました。


では、下のチャートで直近の値動きを見ながら、今週の相場予想をしてみましょう。



先週水曜日に大きく円高になるか?と思わせる動きをしましたが、翌日木曜日にピンバー(pin bar)が出ています。矢印部分です。これは上昇を示唆するチャート形状です。そして、金曜日にはそのシグナル通りに上昇しました。

このチャートに補助線を追加しましょう。



横線で1と2があります。1、2いずれも、最近1か月間の日足安値または終値を基準にして大雑把に引いた平行線です。いずれも、下値支持線として機能しているように見えます。

先週水曜日は1の線を突破したのですが、木曜日に2で跳ね返されて金曜日に1のあたりに戻っています。しかし、1の線を上に超えていません。

このため、1を超えて元の範囲で再び上下動を繰り返すのか、あるいは、1と2の間あたりに範囲を変えてボックス相場になるのかに注目したいと思います。2の線を再び超えて円高になる可能性も頭の片隅に置きます。

今年8月からの全体的な傾向としては円高にあります。そこで、今後しばらくは円高警戒スタンスで相場を眺めることになろうかと思います。
 

上の記事を読んだり自分でチャートを眺めて考えると、いろいろ考えることがあるものです。しかし、チャートを閉じて日常生活に戻り、再びチャートを見ると・・・「ハテ?あの時、どのように考えたんだっけ?」となる場面があると思います。

このような場合は、チャートに直接メモを書いて残しておくと有効です。エクセル等に書いてもよいのですが、少々面倒です。

楽天証券(旧FXCMジャパン証券)では、チャート上の好きな位置にメモを書いて残すことができますので、とても便利です。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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