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アノマリーを検証:11月と12月の米ドル/円(USD/JPY)はどうだろう?

2015/11/24


ウェブサイトでささやかれているFXのアノマリーが事実と一致しているかどうかを検証するシリーズです。


今まで1月から順に検証してきました。前回は9月のアノマリーでしたから今回は10月になるところですが、10月のアノマリーを見つけられませんでした。そこで、11月と12月のアノマリーを検証します。

11月のアノマリー: 新しい方向性に動き始める時期である。
12月のアノマリー: 欧米企業の決算期があるため、円安に振れ易い。

 

11月の米ドル/円(USD/JPY)は新しい方向に動き始める?


ウェブサイトを検索していると、11月の米ドル/円(USD/JPY)は新しい方向に動き始めるという言葉を見つけました。しかし、「新しい方向に動く」とはどういうことでしょうか。

確定的には分かりませんが、10月まで円安傾向だったら11月以降は円高という意味かもしれません。また、10月はボックス相場気味だが11月に円高または円安の方向に動くという意味かもしれません。

そこで、最初に2006年~2014年までの10月~11月の米ドル/円(USD/JPY)チャートを確認しましょう。過去9年間もありますので、チャートを3つ掲載します。





「新しい方向に動き始める」といえるでしょうか。

例えば、2009年はこれが当てはまるでしょう。10月は円安傾向でしたが、11月は一転して円高傾向です。2010年も10月と11月は値動きが反対方向になっています。

また、2011年10月はボックス相場でどちらかといえば円高傾向でした。しかし、11月は同様にボックス相場ながら少し円安方向に水準を切り上げています。2014年も似たような感じです。10月はボックス相場で11月は円安傾向にあります。

さらに確認しますと、2013年10月はおおむね横ばいでした。しかし、同年11月には円安方向に推移していることがわかります。

こうしてみると、10月と11月の値動きが違うことを「新しい方向」という表現で考えるならば、このアノマリーはあながち間違いでもなさそうだ、と考えることができます。

ただ、円高・円安とはっきりした検証が難しいので、トレードへの応用は少々難しいかもしれません。このアノマリーがあると承知しつつも、チャートをメインに確認しながらトレードすることになるでしょう。

 

12月の米ドル/円(USD/JPY)は円安になりやすい?


次に、12月の米ドル/円(USD/JPY)のアノマリーを確認しましょう。12月は円安の傾向があるでしょうか。11月の場合と同様に、チャートを確認しましょう。





月末の位置が年によって異なりますが、これは営業日数の違いでこうなっています。さて、全体的に円安傾向といえるでしょうか。

2009年は明らかに円安傾向ですが、2010年は逆に円高傾向です。そこで、円安の回数と円高の回数を数えました。

円安: 6回
円高: 3回

9年のうち6年で円安傾向を示しました。円安確率67%です。極めて高い数字というわけではありませんが、12月の米ドル/円(USD/JPY)は円安になりやすいといえそうです。12月は円安に振れやすいことを念頭に置きながらのトレードとなるかもしれません。
 

さて、12月は円安傾向という結果が出ました。そこで、12月に円安になりやすいと仮定した場合に有効なFX口座を考えましょう。

1か月間のトレードですので、スプレッドも重要ですがスワップポイントの重要度もかなり高いと考えられます。およそ30日間毎日得られるスワップポイントですから、少しでも大きな数字の口座でトレードしたいです。

とにかく業界最高水準のスワップポイントがほしいならば、ライブスター証券が候補になります。

業界最高水準を標榜するFX口座はほかにも複数ありますが、ライブスター証券は恒常的に高い数字を提示しています。このため、スワップポイントが買いの側のトレードで比較的長期間ポジションを維持する場合は、この口座を使うと良いかもしれません。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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