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FXで優秀な投資信託に勝てるか?

2014/08/07
パソコンのキーボード

FXでトレードをする理由はもちろん、お金を稼ぐためです。

しかも、年率1%とか2%といった数字ではない人が多いでしょう。10%、20%、いや、100%の利益がほしい!という感じかもしれません。

しかし、現実は厳しいです。
勝っている人はほとんどいないと予想しています。

そこで、控えめにトレードした場合に優秀な投資信託よりも良い運用成績を上げられるか?
今回は、これを検証します。
優秀な投資信託よりも良い成績を上げられると分かれば、高い年率をあきらめて堅実(?)に利益を狙うのも良いかもしれません。


では、最初に、投資信託の成績から見てみましょう。
投資信託の王道は、「長期間じっくり持つ」です。そこで、10年以上継続している投資信託の運用成績を紹介しましょう。

10年間騰落率の上位は以下の通りです。

1位 340.63%
2位 243.53%
3位 239.30%
 ・
 ・
10位 170.64%
All Aboutから引用)

10位の170.64%を複利で1年間に直すと、1年あたりの利益は10.5%くらいです。
日本で販売されている投資信託の数は何千とあります。しかし、10年間生き延びた投資信託の第10位の成績が年率10.5%くらい。投資で利益を得ることの難しさを示す内容と言えるでしょう。

私たちは(あるいは、少なくとも私は)、FXで年率10%よりも高い利益を欲しいと思ってしまうのですが、その考えは見直す必要があるのかもしれません。


さて、話を戻しましょう。
FXで年率10%を超える成績を収められるならば、数々の投資信託よりも運用成績が良いトレーダーであると言えそうです。

では、どうやって年率10%以上を複利で得ることができるでしょうか。
最も取り組みやすい方法として、 スワップポイントで利益を得る方法を考えてみましょう。


自己資金を100万円とします。
通貨ペアは、高金利通貨ペアと言われるAUD/JPYで考えてみましょう。
10年間ポジションを維持する必要がありますから、AUD/JPYの過去最低値付近のレートであるAUD/JPY=55円になっても強制清算されないように買うこととします。

すると、AUD/JPY=95円のとき、22,000通貨を買うことができます。

次に、スワップポイントです。
会社によって1日当たりのスワップポイントが異なりますが、スワップポイントが高いLION FXの85円(2014年8月6日の値)を採用しましょう。
1年間この数字が維持されると仮定すると、85円×2.2万通貨×365日=68,255円です。

100万円の元手で1年間に68,255円を稼げるのですから、1年あたり6.8%の利益です。
10%台には及ばないという結果になりました。


そこで、トレード方法を改善します。

この方法では、AUD/JPYを買ってから1年間スワップポイントを得ました。 獲得したスワップポイントは、何もしないで口座に貯めていました。

ここにメスを入れましょう。
獲得したスワップポイントにも働いてもらうのです。すなわち、複利投資です。

AUD/JPY=95円のとき、AUD/JPY=55円になってもポジションを維持できるように、”1通貨だけ” 買います。このときに必要な証拠金は、44円です。 

スワップポイントが44円たまったら1通貨買い、再びスワップポイントが44円たまったら1通貨買います。
こうすれば、効果的な複利運用が毎日できます。


問題は、1通貨から買える会社があるか?ですが、SBIFXで可能です。
ただ単に1年間ポジションを持ち続けるよりも、多くの利益を期待できるでしょう。

1通貨ずつ買うのは面倒だという場合は、10通貨、100通貨といった単位で複利運用しても良いでしょう。
マネーパートナーズのFXnano口座ならば、100通貨から取引可能です。



さて、1通貨から複利運用することを考えましたが、それでも投資信託のトップ10である年率10.5%くらいには及びません。そこで、もう少し工夫する必要があります。

その方法として、以下の方法があります。

・ AUD/JPY=95円よりも低いレートで買う

AUD/JPY=95円のとき、22,000通貨を買うことができました。
これを、例えば、AUD/JPY=90円で買うとすると、25,000通貨を買うことができます。
AUD/JPY=85円ならば、29,000通貨買えます。

レートが低くなればなるほど、多くの数量を買うことができます。

ポジションの数量が増えれば、日々得られるスワップポイントも多くなり、利回りが向上します。
AUD/JPYのレートが下がるまで待つ必要がありますが、選択肢の一つになるでしょう。


さて、こうしてAUD/JPYを買って10年間経過したとします。10年後に複利で年率10%台の利益を得られるか?といえば、「相場次第だ」が答えとなります。

10年後のAUD/JPYレートは60円かもしれませんし、100円かもしれません。
よって、10年後に利益を得られるかどうか、現時点では分からないのです。

しかし、相場は上がったり下がったりするものです。「10年後」に限定せず、「スワップポイントの利益が十分に得られ、為替レートも大きな含み損でない状態で清算しよう」という程度の目標を設定すれば、利益を得られる可能性が高まります。
 

最後に、このトレード方法が破たんしうる主な場合を確認しましょう。
・ 為替レートが過去最低値を大きく下回って推移するとき
・ スワップポイントがマイナスになるとき

このトレード方法は、為替レートが過去最低値付近まで下がることを想定していますが、それよりもずっと下がることは考えていません。
また、スワップポイントは常にプラスであるという前提です。

これら2点のいずれかまたは両方が実現するとき、このトレード方法は厳しい場面を迎えるかもしれません。

ただし、AUD/JPYの場合ですと、過去20年において・・・
・ オーストラリアの政策金利が、日本の政策金利より低くなったことはありません。
・ AUD/JPY=55円を大きく下回った(50円、45円となった)ことはありません。

今後の相場については誰も分かりませんので、トレードする人の相場観にかかっています。


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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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