TOP > 人気記事 > FXで日本の財政危機に備える

FXで日本の財政危機に備える

2014/09/21


2014年4月、消費税が5%から8%に引き上げられました。来年にはさらに10%になる予定です。増税は嫌なものですが、日本の財政は大赤字ですから仕方ありません。不満はありつつも、毎日の買い物で以前よりも高い料金を支払っています。

しかし、です。消費税10%では、日本の財政健全化には全く足りません。

IMFは今年5月の報告書で、消費税率15%が必要としました。しかしこれは、他の施策を適切に実行する場合の数字です。他の研究機関の報告では、20%以上とするものも散見されます。

また、必要な社会保障費は毎年1兆円ずつ増加しています(注1)。 1年ごとに1兆円ずつ増えるわけですから、来年は今年よりも1兆円多く必要、再来年は今年よりも2兆円多く必要・・・という感じで必要な額がどんどん増えていきます。

数年前までは公務員の給与削減や行政の無駄をあぶりだす作業がブームのような感じになっていました。しかし、仮に無駄を削減できたとしても累増的に節約できるわけではありませんから、焼け石に水です。

日本の財政を家計に例えると、下の図の通りになります(注1)。


月収30万円、支出53万円、毎月の赤字23万円、借金5,143万円。ダメダメでどうしようもありません。破産しないで運営できているのが不思議なくらいです。

他人事のように書いてきましたが、実際に破たんした夕張市の状況を簡単に概観しましょう(注2)。
・ ゴミ収集 ・・・有料化。1リットル当たり2円
・ 水道料金 ・・・東京都目黒区の2倍くらい
・ 軽自動車の税金 ・・・破たん前に比べて1.5倍
・ 市民税、道民税 ・・・日本で一番高い
・ その他の料金も全国で最高の水準に値上げ

→ 全国で最高の負担で最低のサービス

こういったコストが高くなるのは困ります。実際に日本の財政が破たんしてしまったらどうしましょう?税率が高くなるでしょうし、良いことは何もありません。しかし、どうしましょうと言われても、何をして良いのか分かりません。


海外に銀行口座を作って、資金を移動しましょうか。しかし、富裕層がシンガポールなどに大挙して口座を作ったようで、シンガポールの銀行は困ったようです。今では、口座開設者自らがシンガポールに出向き、英語で手続しなければ口座を作れないようになりました。

ということは、富裕層は既に対策を講じているということです。我々も何かをしましょう。
最も簡単な方法のひとつは、FXです。

日本の財政が窮地に陥れば、円が安くなります。そこで、あらかじめ円を売って、外貨を買っておくのです。実際に危機が訪れたら強烈な円安になるでしょうから、そこで利益を得ることができます。

しかし、利益を得ると言っても、それはFXの話です。全額をFXに投入するわけにはいきませんから、他の資産はダメージを受けるでしょう。物価が大きく上昇するでしょうから、円の資産はその価値が大きく減少します。自分の勤め先が倒産して失業するかもしれません。

よって、トータルでは損になるかもしれませんが、何もしないよりはダメージが緩和されます。


なお、FX会社が倒産したとしても、その会社に預けた証拠金は全額守られます。証拠金は全て信託銀行に預けられているからです。では、信託銀行が経営破たんしたらどうなるか?この場合も、自分の証拠金は全額守られます。信託銀行の資産と信託財産は分別管理されているからです。

このため、資産の保全という面から見れば、外貨預金よりもFXのほうが圧倒的に有利です。外貨預金の場合は、銀行が経営破たんすると元本の返還が保証されません。


さて、買うべき通貨については、危機がやってきても耐えるような強い通貨を買う必要がありますから、米ドルやスイスフランあたりが候補になるでしょうか。

しかし、この記事を投稿した時点のCHF/JPY(スイスフラン/円)のレートは115円台です。USD/JPY(米ドル/円)は108円台です。

どちらも、円高水準とはいえないでしょう。今から買うのは、少々勇気がいります。そこで、これらの通貨ペアを買うかどうか、どれほど買うかについては、日本の財政破綻が実際に発生する可能性や、その際のダメージをどのように考えるかといった価値判断に左右されるでしょう。

そして実際に買うときは、レバレッジを小さくします。これは日本財政危機の際の保険なのですから、積極的に利益を狙う必要はありません。また同様に、保険なのですから、含み損が出てもそのままにしておきます。

そういう点では、スワップポイントはプラスのほうが望ましいです。CHF/JPYの買いのスワップポイントはマイナスになることもしばしばあり、CHF/JPYを買うことは難しいかもしれません。


そこで、こんな方法があります。

外貨を証拠金にできる会社でFXのトレードをして、利益を円でなく外貨で受け取るのです。EUR/USD(ユーロ/米ドル)を取引して利益を得たら米ドルを獲得しますが、それを円転しないで米ドルのまま保有するのです。こうすれば、今USD/JPYを買うべきか?という問題で悩む必要がなくなります。

外貨を証拠金にできる会社の例は以下の通りです。
・  マネーパートナーズ
・  YJFX!

→ FXレア情報6:外貨を証拠金にできる会社

実際に日本の財政危機が訪れるかどうか分かりませんが、備えあれば憂いなし、です。


各種情報の引用元は以下の通りです
注1: 財務省ウェブサイト
注2: 日本経済新聞ウェブサイト

  本記事の目的は情報提供であり、投資助言または投資勧誘等を行うものではありません。本記事の情報は、その完全性・正確性・有用性について保証しません。 本記事の閲覧者が、本記事の情報を直接または間接に利用したことで被ったいかなる損害についても、本サイト運営者及び本記事執筆者は一切の責任を負いません。

著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

関連記事