TOP > 人気記事 > ユーロ/英ポンド分析…EUR/GBPスプレッドならJFX

ユーロ/英ポンド分析…EUR/GBPスプレッドならJFX

2014/10/16


今回のFX通貨ペア分析はEUR/GBP(ユーロ/ポンド)にしましょう。今まで検討してきた3通貨ペア中で最もメジャーな通貨ペアでしょう。いつもは通貨ペアを構成する国を簡単に確認しますが、今回はいきなりチャート分析から始めます。EUR/GBPの長期チャートをご覧ください。どのような特徴が見えるでしょうか。



第1回のAUD/CAD第2回のAUD/NZDのようなボックス圏ではありません。0.60~0.95を動くボックス圏だ!と言ってしまえばその通りなのですが、少々無理があるでしょう。しかし、

○ EUR/GBPは三角保ち合い(さんかくもちあい、ペナントとも言います)になりやすいのでは?

これが言えそうですので、具体的に見ていきましょう。ペナントは3つあります。チャートに補助線を引きましたので、それを参考にしてください。

(1) 1998年~2007年の三角保ち合い
およそ10年にもわたる、大きな三角形を形成しています。


(2) 2003年~2007年の三角保ち合い
この三角保ち合いは、上記(1)の三角形の中に三角形を作るという、なかなか珍しい形をしています。ボックス圏と表現したほうが適切かもしれません。



(3) 2008年~2014年の三角保ち合い 
三角保ち合いで三角形を形作る途中のように見えます。


きれいな三角形を形成することは多くないとも言えるのですが、補助線があれば三角形のように見えます。もう少し正確に書くならば、上の補助線と下の補助線が次第に近づいていき、最後には交差する形になっています。さて、そういう意味で確かに三角形に見えるけれど、だから何?という方もいらっしゃることでしょう。そこで、三角保ち合いの後に出やすいと言われるチャートの形をご紹介します。

・ 三角保ち合いが出た後は、上昇方向または下落方向に大きく動くと言われています。

確かに、(1)と(2)はそのような動きになっています。(3)は将来の話ですから、どうなるのか分かりません。三角保ち合いを離れた場合にどれだけ下落するのか不明ですが、様々な方法を使って計算することになります。

注意点としては、計算で求めた目標値はあくまで目標であり、そこまで到達すると断定できないことです。自分が設定した目標値に固執しないことが大事でしょう。


さて、チャートに戻りましょう。(1)の三角保ち合いでトレードしていれば、とても大きな利益を得られた可能性があります。大雑把に見るとおよそ2,000pipsです。

では(2)の場合はどうでしょうか。これは注意が必要な動きをしています。
確かに、上の(2)のように補助線を引けば、三角保ち合い後に上昇したと言えます。しかし、下のように補助線を引く場合はどうでしょうか。


比較的きれいな三角形を形成した後で、2006年に下方向に離れています。しかし、半年以上にわたって下落したのですが大きな動きにはなりませんでした。さらには2007年から大きく上昇しています。

この下落の動きをダマシと言います。この値動きでショート(売り)でトレードをしていてダマシに遭った場合、損失を被ることになります。損切り注文を出さないと致命的な損失になってしまうかもしれませんので、注意が必要です。そして、ロングを建てる(買う)ことによって2007年後半以降の利益を得ます。

ショート → 損切り → ロング ・・・この取引は少々難易度が高いかも知れません。


では、上の(3)はどうでしょうか。これは現在から将来の動きです。
三角保ち合いを形成していて、下方向に離れるか?まだか?という微妙な位置にあります。ここから上昇して上側の補助線まで行くという可能性もあるでしょう。

あるいは、三角保ち合いを離れて大きく下落するかもしれません。

さて、どうしたものでしょう。さらに判断材料を得るために、チャート分析だけでなくファンダメンタルズ分析の力も借りましょう。現在のユーロ圏とイギリスの景況感などを比較して考えます。

ユーロ圏:
・ 物価水準が低迷。
・ ECBの会見などから判断すると、追加で金融緩和する可能性があり、近い将来に金利を引き上げる可能性は小さいだろうと考えることができます。

イギリス:
・ 金利の引き上げの時期が近づいているようです。イギリス中銀からは金利引き上げのシグナルが出されています。ただし、中銀の発表等から考えると、金利を引き上げたとしてもその幅は小さく、引き上げの頻度も控えめになるようです。

上の二つは私の判断も含まれていますが、この状況を考えるならば、EUR/GBPは売りの側でスワップポイントがプラスであり、その大きさは少しずつ大きくなる可能性があります。また、為替レートは下落しやすいと考えることが可能です。

ただし、前回のAUD/NZDの例でも分かるように、景況感が良くて金利が上がっている側の通貨が弱くなるという状況もあります。あるいは、数年前までのドル円のように、不景気な日本なのに円高になるという例もあります。

この記事をご覧いただいて売りに決めた!という即断は危険でしょう。
 

最後に、EUR/GBPが取引できるFX会社の紹介です。EUR/GBPを取引できる会社は比較的多くあります。その中でスプレッドが小さい会社を挙げましょう。

JFXです。JFXでのEUR/GBPスプレッドは1.4pipsです。JFXは取引可能通貨ペアも比較的多いですし、スキャルピングを推奨する会社です。長期投資にも短期投資にも使えるでしょう。
FX通貨ペア分析シリーズ
 
1. AUD/CAD(その1) 2. AUD/CAD(その2) 3. AUD/NZD 
4. EUR/GBP 5. EUR/USD 6. 長期トレードの特徴
7. GBP/USD  8. AUD/JPY 9. EUR/NOK
 
10. ZAR/JPY 11. GBP/JPY 12. EUR/PLN
13. EUR/JPY 14. AUD/CHF  
     

  本記事の目的は情報提供であり、投資助言または投資勧誘等を行うものではありません。本記事の情報は、その完全性・正確性・有用性について保証しません。 本記事の閲覧者が、本記事の情報を直接または間接に利用したことで被ったいかなる損害についても、本サイト運営者及び本記事執筆者は一切の責任を負いません。

著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

関連記事