TOP > 人気記事 > ユーロ/米ドル分析…EUR/USDスプレッドで選ぶならGMOクリック証券

ユーロ/米ドル分析…EUR/USDスプレッドで選ぶならGMOクリック証券

2014/10/20


今回は、EUR/USDの分析にしましょう。
ユーロ圏もアメリカ合衆国(以下「米国」と言います。)も世界経済で主要な位置を占めています。今回は、米国を簡潔に概観しましょう(地図はCraft MAPから引用)。



こうして改めて米国を見ると、広大なアラスカが飛び地となっており何だか不自然です。それもそのはずで、米国は19世紀にロシアからアラスカを購入したためです。当時は巨大な冷蔵庫を買ったと米国内で批判されたようですが、その後鉱物資源が発見されたり、ソ連と対峙するときの重要拠点となったりと、アラスカは米国にとって欠かせない存在となっています。

直近の経済に目を向けますと、2015年中の政策金利の利上げが視野に入っています。雇用者数は順調に増加し、失業率も低下し、地価も上昇しています。IMFも2015年半ばの政策金利上げを予想していますが、物価上昇率の低さが金利引き上げの足かせとなっています。 

なお、過去において、米国の政策金利が上昇するときUSD/JPYがどのように動いたかについて記事を書いています。そちらもご覧ください。
→ アメリカの政策金利が上がると、ドル円(USD/JPY)はどうなる?
 

では、EUR/USDのチャートをご覧ください。



1995年にかけて上昇、その後2002年にかけて下落しています。下落期間は7年という長期間です。再び上昇に転じて2008年までおよそ6年にわたって上昇トレンドが続いています。EUR/USDはトレンドが続く期間が長い通貨ペアのようです。

変動幅を確認しましょう。1995年から2002年にかけての下落トレンドでは、5,000pipsほど動きました。そして、2008年にかけての上昇トレンドでは7,000pipsほど動きました。このトレンドを捉えてトレードすることができれば、大きな利益を得ることができました。

ただし、上昇トレンド・下落トレンドともに、途中で1,000pipsほど逆方向に動く時期がありました。全体で5,000pips~7,000pipsの値動きをしていますので1,000pipsがあまり目立ちませんが、実際にトレードすることを考えますと、1年前後で1,000pipsも反発する状況でポジションを維持し続けるのは、精神的にかなりタフな状況が想定できます。

さて、その後、2008年以降は一定の範囲を上下に動く展開となっています。そこで、2008年以降のチャートをもう少し詳しく確認しましょう。下のチャートをご覧ください。



三角保ち合いが形成されていることが分かります。2008年以降現在に至るまで6年ほどで三角保ち合いを作っていますので、一回の上昇または下落で少なくとも半年、長くて2年弱の期間を要しています。このため、三角保ち合いでの反発を狙ってトレードすることが可能だったかもしれません。

さて、2014年の現在の部分を見ましょう。美しい三角形を作るならば、もう一押しの下落を経た後で為替レートがもう一度上昇する必要があります。果たしてどうなるでしょうか。

ここで、ユーロ圏と米国の景況感等から今後の動きを考えてみます。

ユーロ圏については、物価上昇率が低く政策金利は下限に張り付いています。米国はこの記事の冒頭で見たとおり景気の拡大が進展していて、利上げするかどうかではなくいつ利上げするかに注目が集まりつつあります。

このため、素直に読めばEUR/USDは下落しやすいと言えます。すなわち、EUR/USD=1.22~1.23あたりにある赤の補助線を突き抜けるということです。実際に1.22~1.23を抜けて下落するかどうか分かりませんが、突破する場合、比較的大きな下落を想定することができるでしょう。

2008年以前のトレンド性質、すなわち一方向に継続的に動きやすい性質がまだ残っているならば、さらに下落する可能性もあるでしょう。 

この予測が外れる可能性はもちろんありますが、その要因を二つ考えてみます。
(1) 三角保ち合いを引き続き形成する場合。
このときは、反発を狙ってロングで勝負できるかも知れません。

(2) ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が低迷していること。 
CPIが低いと、その国の通貨は強くなる傾向があります。ユーロ圏と米国を見ると、ユーロ圏のCPIの弱さが目立ちます。この点でEUR/USDの下落を妨げる要因になります。数年前までUSD/JPYは円高傾向にありましたが、その理由の一つとして日本のCPIの低さを理由にすることも可能でした。
 

では最後に、EUR/USDをトレードするのに有利な会社を調べましょう。EUR/USDを取引できない会社はほぼないと考えられます。また、どの会社もスプレッドがとても小さいです。このため、どの会社で取引しても大きな差はありません。

特に、このシリーズで考察しているのは年単位ですから、長期トレードに限れば0.1pipの差はあまり考慮しなくて良いでしょう。

しかし、トレードは年単位のみで取引するわけではありません。日足だったり、時間足だったり、様々な取引方法がありますので、スプレッドはやはり重要でしょう。スプレッドが最も狭い部類にある会社として、GMOクリック証券を紹介します。 GMOクリック証券のEUR/USDスプレッドは0.5pipsです。 

0.5pipsというと、USD/JPYのスプレッドかと思ってしまうほどの狭さです。 
FX通貨ペア分析シリーズ
 
1. AUD/CAD(その1) 2. AUD/CAD(その2) 3. AUD/NZD 
4. EUR/GBP 5. EUR/USD 6. 長期トレードの特徴
7. GBP/USD  8. AUD/JPY 9. EUR/NOK
 
10. ZAR/JPY 11. GBP/JPY 12. EUR/PLN
13. EUR/JPY 14. AUD/CHF  
     

  本記事の目的は情報提供であり、投資助言または投資勧誘等を行うものではありません。本記事の情報は、その完全性・正確性・有用性について保証しません。 本記事の閲覧者が、本記事の情報を直接または間接に利用したことで被ったいかなる損害についても、本サイト運営者及び本記事執筆者は一切の責任を負いません。

著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

関連記事