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ポンド/米ドル分析とGBP/USDスプレッドで選ぶならDMMFX

2014/11/03


GBP/USDはEUR/USD、USD/JPYに次いで世界で3番目に取引量が多い通貨ペアです。USD/JPYは機会があれば分析することにしまして、今回はGBP/USDの様子を調べましょう。

最初に、イギリスという国を概観しましょう。
イギリスと言えば、フランスの北に位置しているのを思い出します。面積は24万平方キロですから、日本の38万平方キロとくらべると3分の2くらいの面積です。しかし、大英帝国の名残か、現在でも世界中にイギリス領があります。下の地図の赤丸部分にイギリスの海外領土があります。



最も有名な海外領土は、アルゼンチンの南東にあるフォークランド諸島でしょうか。帰属をめぐってアルゼンチンと度々外交問題になっています。スペインの南端にあるジブラルタルも比較的有名でしょう。こちらも、スペインが領有権を主張しており、この問題について、日本でも稀にニュースで見かけることがあります。

イギリスの大きさを改めて確認したところで、GBP/USDのチャートをご覧ください。どんな特徴があるでしょうか。



GBP/USDは1.40~2.10の範囲で動いていますが、1.40~1.70が「居心地の良い」レートなのかもしれません。1990年代と2010年代はこの範囲で動いているためです。

2008年のリーマンショックの時に為替レートが一気に急落しましたが、GBP/USD=1.40の壁を突き抜けて下落しませんでした。このため、GBP/USDをトレードする視点から見れば、1.40という数字は極めて重要な意味合いを持っていると言えそうです。

リーマンショックでさえも抜けなかった1.40ですから、このラインを抜けて下落するには極めて大きなエネルギーが必要だと予想できます。

さて、このチャートをよく見ると、EUR/GBPの記事で確認した三角保ち合いをこの通貨ペアでも確認できます。2010年から2014年にかけてのチャートを拡大しましょう。



2010年~2013年にかけて値動きの幅が次第に狭くなり、2013年後半に上方向に抜けたことが分かります。しかし、その後の展開はご覧の通りです。大きく上昇することなく下落しています。2014年10月時点では、この動きはダマシだと判断することができます。

なお、「大きく上昇することなく」と書きましたが、このチャートは横軸が年単位、縦軸は500pipsで考えています。ここで検討している三角保ち合いでは、赤色の補助線を越えてから最高値まで1,000pipsくらい上昇しています。

このため、この三角保ち合いを上に抜けたところで買ってトレードしていたならば、たとえこれがダマシだったとしても、どこかで利益を確定する判断をしたいところです。1,000pipsも上昇したのに、結局はダマシだったとして損失でトレードを終わらせるのは、あまりに痛いです。

また、三角保ち合いを抜けてからダマシだと判断できるまでに1年間を要しています。1年間我慢してポジションを維持し続けた結果が損失というのも避けたいところです。


さて、話を戻しましょう。これがダマシだとして、どこまで下落するかを考えましょう。赤の補助線のところまで下がると想定できますので、ある程度時間をかけながら下落することを考えると、二本の補助線が交わるあたりと予想できます。

では、別の視点でこの期間のチャートを見てみましょう。下のチャートをご覧ください。



先の分析は三角保ち合いと読みましたが、今度はボックス圏だと読みます。ボックス圏とは、ある一定の範囲で為替レートが行ったり来たりする状態をいいます。 

ボックス圏と考えてもやはり、2014年の値動きはダマシだったと読めます。そして、ダマシ後にどこまで下落するのかという示唆も与えてくれます。

ボックス圏の最下部まで下落すると考えれば、赤の実践までです。この線はGBP/USD=1.45のラインです。先ほど、GBP/USD=1.40の壁が強烈に強いということを見ました。そこで、1.45を超えて下がることを見込んでこの通貨ペアを売るとしても、1.40の手前で利益確定させる方が良いという判断ができます。

赤の実線でなく、その手前の節目まで下落すると考えれば、赤の破線までと読むことができます。GBP/USD=1.51くらいでしょうか。すでにいくつも下落目標値が出てきましたが、ローソク足を使って月足や週足を詳細に調べれば、もっと数多くの節目を見つけることができるでしょう。そこで利益を確定しても良いでしょう。


こうして考えますと、三角保ち合いとボックス圏のいずれで考えても、2014年10月現在はダマシすなわち下落方向と読むことができます。 この分析が正しいかどうかを確認するにはさらに数年の時間が必要かもしれません。長期チャートを使う取引は、結果を急いではいけません。何事ものんびりと構えましょう。
 

さて、この通貨ペアを取引できる会社を紹介しましょう。GBP/USDはメジャーな通貨ペアですから、多くの会社で取引可能です。そこで今回も、スプレッドの狭さという観点から紹介しましょう。

DMMFXとGMOクリック証券が1.2pipsのスプレッドでGBP/USDを取引できます。日本のFXユーザーの間では頻繁に取引されているとは言えない通貨ペアであることを考えれば、十分に狭いということができるでしょう。
   
FX通貨ペア分析シリーズ
 
1. AUD/CAD(その1) 2. AUD/CAD(その2) 3. AUD/NZD 
4. EUR/GBP 5. EUR/USD 6. 長期トレードの特徴
7. GBP/USD  8. AUD/JPY 9. EUR/NOK
 
10. ZAR/JPY 11. GBP/JPY 12. EUR/PLN
13. EUR/JPY 14. AUD/CHF  
     


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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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