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ポンド/円分析…GBP/JPYスプレッドならGMOクリック証券

2014/11/24


GBP/JPY(ポンド/円)のイメージと言えば、為替レートの水準が高い、価格の変動幅が大きい、トレンドが出やすいなどと言われることがあります。過去20年という長期チャートでもその傾向がみられるのかどうかを確認しましょう。



このFX通貨ペア分析シリーズでは、三角保ち合いやボックス圏が度々出てきます。しかし、GBP/JPYでこれらを探すことは難しいようです。特徴を探すことが難しいようにも見えますが、ひとたびトレンドが形成されれば何年にもわたって継続するということが言えそうです。

(1) 1995年~1998年

阪神淡路大震災後の円高から1998年のアジア通貨危機までの期間、概ね円安が継続しました。長期チャートで見ると、最低値が130円強、最大値が230円強ですから、100円(10,000銭)という巨大なトレンドが形成されました。1万通貨買うだけで最大100万円の利益が上がり、さらにスワップポイントも得られたという計算になります。

当時、日本に居住する個人はFXができませんでしたが、もしかしたら機関投資家で大きく稼いだところがあるかもしれません。

(2) 1998年~2000年

アジア通貨危機からドットコムバブルの崩壊辺りまでの期間は円高でした。1995年~2000年のチャートの形を見ると、ヘッド・アンド・ショルダーに見えなくもないという感じがします。

(3) 2001年~2007年

円が長期間にわたって円安になった時期です。GBP/JPYも例外ではありませんでした。2001年は、日本ではFXが黎明期を迎えて人気がこれから出てこようかという時期でした。そして、2007年にかけてスワップ派(スワップポイントで稼ぐトレード方法) が流行った時期です。

ということは、この時期にスワップ派の取引で大きく儲けた個人がいてもおかしくありません。為替差益で最大80円(8,000銭) 、最大でおよそ7年分のスワップポイントですから、とても大きな数字になったことでしょう。

(4) 2007年~2012年

サブプライムローン問題からリーマンショックを経て、ギリシャショックに至る間の時期です。2009年に反発するものの、その後ジリジリと円高になったのが特徴です。「FX通貨ペア分析:AUD/JPY(豪ドル/円)」において、AUD/JPYは2009年に大きく反発したことをみました。その後はボックス圏を経て円安になっています。

それに比べると、GBP/JPYの反発は極めて弱いと言えます。イギリスで政策金利が大きく引き下げられ、もはや高金利通貨とは言えなくなったことが影響しているのかもしれません。 

(5) 2012年~現在

力強く円安になっています。イギリスは政策金利の引き上げについて検討していると報道される一方で、日本は追加金融緩和をしている状態ですから、円安になりやすい地合いではあります。

こうして過去20年を振り返ると、トレンドが形成されやすいことがわかります。さらに、円安になるときは比較的長期間かけて大きく上昇し、円高になるときは比較的短い期間で一気に大きく為替レートが動いたことが分かります。 この傾向が今後も続くと想定するならば、今回の円安局面はまだまだ続く可能性があるということになります。 
 

では、GBP/JPYは長期間にわたってトレンドができやすいと分かりましたので、これを狙ったトレード方法を考えましょう。

トレード方法案: チャートに下値支持線または上値抵抗線を引き、その線を超えたところで売買をする。

具体的に確認しましょう。



右肩上がりの赤の補助線が引いてあります。これが下値支持線です。下値支持線に沿って上昇している間はGBP/JPYを買って持っていれば良いです。その買いポジションはどこかで清算します。そして新規に売る場合、その支持線を越えて下回ってきたときに実行する(赤色矢印の部分)ということを示しています。

しかし、実際にここで売ることは難しいのではないかと思います。下値支持線の引き方は多少のブレが生じるものですし、押し目の可能性もあります。押し目だったら、再び円安になります。すると、新規に売ると損することになります。

そこで、さらにトレンドが円高になったことを確認してから売ることを考えてみましょう。



上昇トレンドにあるとき、押し目で190円くらいまで下げてから反発しています。また、下値支持線を越えて下回ってきたときに、190円のラインを越えられずに1年くらい経過しています。すなわち、190円くらいのあたりに重要なポイントがあるということです。ここを超えてから満を持してGBP/JPYを売っても、大きな利益を得ることができました。このチャートで見る限りでは、最大で30円(3,000銭)の利益です。

同様の方法を使って、あと3つの取引開始ポイントを示してみましょう。







合計で4つの取引開始ポイントを示したことになりますが、リーマンショック時の売りは精神的にかなり大変な行動だろうと思います。無理してトレードする必要はありませんので、手元資金と相談しながら保守的な取引量でトレードすれば良いのではないかと思います。
 

では最後に、GBP/JPYのスプレッドが最狭水準にある会社の紹介です。GMOクリック証券がスプレッド1.1銭でサービスを提供しています。最狭水準の名にふさわしいスプレッドです。なお、筆者は手元に数十口座の情報を揃えていますが、スプレッドの狭さを基準にして紹介する会社はかなり絞られてきた感があります。
 

FX通貨ペア分析シリーズ
 
1. AUD/CAD(その1) 2. AUD/CAD(その2) 3. AUD/NZD 
4. EUR/GBP 5. EUR/USD 6. 長期トレードの特徴
7. GBP/USD  8. AUD/JPY 9. EUR/NOK
 
10. ZAR/JPY 11. GBP/JPY 12. EUR/PLN
13. EUR/JPY 14. AUD/CHF  
     
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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