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ボックス圏のトレードを考える【YJFX!リピートトレール注文】

2014/12/04

 

ボックス圏を狙うトレード


為替レートの動きは大雑把に言って以下の2つです。

・ トレンド
・ ボックス圏

トレンドとは、上方向または下方向に為替レートが継続的に動く状況を指します。ボックス圏とは、為替レートの動く方向がはっきりしないとき、または、トレンドでない場合を指します。

では、トレンドとボックス圏の割合はどれくらいでしょうか。それぞれの定義の仕方によって異なるでしょうが、トレンドは2割、ボックス圏は8割だと聞いたことがあります。実際の数字は異なるかもしれませんが、ボックス圏のほうが多いというのは感覚として分かります。

トレンドでトレードをしようとする場合、トレードチャンスをひたすら待ちます。そして「その時」が来たら取引開始です。利食いや損切りレートに達したら取引終了です。この場合、待つ時間のほうがずっと長いでしょう。すなわち、ボックス圏の時間のほうが長そうです。

そこで、ボックス圏で利益を狙ってみようと考えるのは自然なことです。

下のチャートはGBP/JPY(ポンド/円)の、2013年5月~2013年9月の日足チャートです。赤枠で囲ったところがボックス圏になっています。



ボックス圏で考えられるトレード方法の一つに、こんな方法があるでしょう。すなわち、ボックス圏の下限で買い、上限に来たら清算。そして売り、再びボックス圏の下限で清算・・・以下繰り返し。下のイメージ図の通りです。



イメージ図で言えば、1で新規売り、2で清算するとともに新規買い、3で清算するとともに新規売り・・・以下繰り返しです。

最後の6は新規で買った後に為替レートがボックス圏を離れていますので、どこかで損切りする必要があります。為替レートがボックス圏の上方向に離れても同じように、どこかで損切りが必要でしょう。

6の後で損切りしても今までのトレードで勝っているので、合計では利益を得て終了というわけです。

 

リピートトレール注文とは


では、実際にトレードするときの状況をイメージしましょう。
上の図の2で新規に買えるでしょうか。ボックス圏とはいえ為替レートは下落しています。 同様に3で新規に売れでしょうか。ボックス圏ですが為替レートは上昇中なのです。雑念が入ってトレードできないことが容易に想像できます。

そこで、あらかじめシステムにトレード方法を設定し、自動で取引してもらうと良いかもしれません。その方法が、今回ご紹介するリピートトレール(YJFX!が提供)です。 

YJFX!が作成したイメージ図は以下の通りです。



上図の1~3を説明しますと、以下の図の通りです。黒線が為替レートの動き、赤と緑の線が逆指値注文です。



最初に新規で買うとします。すると、あらかじめ指定した幅だけ下のレートに逆指値注文を出します。為替レートが上昇していくと、逆指値注文も一緒に上昇していきます。これをトレールと言います。そして、ボックス圏の上限あたりで為替レートが下落に転じると、逆指値の清算注文が成立します(為替レートが下落するとき逆指値注文は下落しません)。

そして、今度は売りの新規注文を成立させるとともに、トレールつきの逆指値注文を発注します。為替レートが下落してボックス圏の下限あたりで反転上昇したら、ポジションを清算して今度は新規で買います。・・・以下繰り返しです。


このトレード方法の特長をいくつか考えましょう。

(1)指値注文がなく、逆指値注文である:
為替レートが利益になる方向に継続的に進めば、それに伴って利益もどんどん大きくなるということです。

(2)損失はあらかじめ限定されている:
取引開始と同時に逆指値注文を出しますから、あらかじめ損失額が限定されています。

指値注文がなく逆指値注文であるということは、以下の状況で威力を発揮します。下のチャートをご覧ください。2014年7月1日~2014年9月15日までのEUR/JPY(ユーロ円)の日足チャートです。



赤の四角で囲ったところ(7月14日~9月5日)がボックス圏になっています。この部分を抽出しましょう。



赤で補助線を書いています。これがボックス圏の範囲です。リピートトレール注文を使わないで、ボックス圏の上限で売った後、ボックス圏の下限で清算の指値注文を出したとしましょう。

1で売ったポジションは2まで下落しました。3で売ったポジションは4まで下落しました。いずれも為替レートは下がったのですが、ボックス圏の下限まで下がりませんでした。すなわち、指値注文が成立せず利益を得られなかったことを意味します。

指値を上手に設定できれば良いのですが、為替レートがどこまで動くかを事前に予想しなければなりませんので、難しさを伴います。しかし、リピートトレール注文の場合はこの予想が不要ですから、その分だけ楽にトレードすることが可能となります。

このトレードの注意点を一つ挙げるとすれば、新規約定レートと逆指値注文の間の幅をあまりに小さくし過ぎないことです。為替レートは一直線に上昇したり下落したりすることは稀で、ジグザグに動くことが通常です。このジグザグの動きで逆指値注文が執行されてしまったら、せっかくの利益獲得機会を逃すことになります。

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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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