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外貨預金、実は損してる?海外送金もFXが安い!…SBIFXTrade

2014/12/19



日銀による2014年10月末の追加緩和は、市場に大きなインパクトを与えました。USD/JPYに限らず、どの通貨ペアも概ね円安に振れました。2012年以降継続して円安基調であるため、外貨預金をしている人もFXで円を売っている人も利益になっている場合が多いかもしれません。

しかし、その利益・・・偶然円安になったから利益になっているだけかもしれません。円安になっていなかったらどうしましょう?

「金利収入があるから大丈夫!」

そんな声が聞こえてきそうです。しかし、その金利が曲者です。長期間にわたって外貨預金をして金利をもらっていると損することになるかもしれないのです。金利をもらっているのに損になる?一見矛盾する話ですが、どういうことなのか確認しましょう。
 

まず最初に、銀行の外貨預金金利を概観しましょう。ある大手銀行の外貨預金金利は以下の通りです(調査日:2014年12月16日)。

<豪ドル>
外貨普通預金     : 0.5%
外貨定期預金(1年) : 1.28%

円の金利に比べればもちろん高いですが、それでも低い利率だという印象は否めません。本題とはそれますが、FXのスワップポイントを年率換算したものも確認しましょう(調査日:2014年11月16日)。FXのほうが有利であることが分かります(1日あたりのスワップポイントは10,000通貨あたりの金額。豪ドル円=96.60、レバレッジ1倍)。



外貨預金と同じレバレッジ1倍で取引するならば、FXの方が圧倒的に有利であることが分かります。スプレッドの差や、外貨預金は入出金で手数料が必要なことを勘案すれば、外貨預金を選択する理由はありません。


話を元に戻しましょう。

外貨預金の金利は上の通りですが、次に、その通貨を発行している国の消費者物価指数の上昇率(CPI)を考えましょう。

数字を出す前に、CPIを簡単に説明しましょう。今年100円のリンゴがあったとします。1年後にこのリンゴの値段が110円になっていたとしたら、物価は10%の上昇です。この例ではリンゴという特定の商品について物価を調べましたが、同様の調査を数多くの物品に対して行い、全体として物価がどれくらい上昇しているのかを調べます。これがCPIです。

では、オーストラリアのCPI(年率)のデータを確認しますと・・・概ね2%~3%くらいです。分かりやすく3%としましょう。すると、100豪ドルの商品は1年後に103豪ドルになっているということです。

一方、豪ドルの普通外貨預金の利率は年率で0.5%、1年物定期預金金利は1.28%です。すなわち、外貨預金に100豪ドル預けていても、1年後には100.5~101.28豪ドルにしかなりません。しかも、これは税引き前の数字です。手取りはさらに少なくなります。

ということは、100豪ドルで今買える商品が、外貨預金をすると1年後には買えなくなっています。要するに、外貨預金をすることによって損しています。

金利は実質的にマイナス金利ですから損です。名目値でお金が増えているから儲かったと考えるのは正確ではありません。さらに、外貨預金はFXに比べてスプレッドが大変大きく、また入出金時に手数料を取られることが少なくありません。


よって、外貨預金で儲けるには、以下のマイナスの合計値よりも大きな円安が実現しなければなりません。
・ 大きなスプレッド
・ 入出金手数料
・ 実質的な金利がマイナスであるために生じる損失

外貨預金で儲けることは運に頼る面が大きくなり、しかも、外貨預金を始めるスタート時点で手数料分の大幅損です。消費者にとって不利な商品であると言えるでしょう。すなわち、売る側にとって有利な商品ということになります。銀行にとって、外貨預金は優良な商品という位置づけかも知れません。


では、FXだったらどうでしょう。消費者物価指数上昇率とスワップポイントを比較すると、スワップポイントはCPIと同程度の数字を示しています。

外貨預金とは様相が異なることが分かります。さらに、FXはレバレッジを効かせることができます。2倍程度の小さなレバレッジを採用することにより、強制清算リスクを抑えながらより多くの金利収入(=スワップポイント収入)を得ることができます。


さらに、状況によっては外貨預金とFXで決定的に優劣が出る点があります。それは、会社が経営破たんするときです。

・ 銀行が経営破たんするとき   : 外貨預金が手元に戻ってくる保証なし
・ FXブローカーが破たんするとき : たとえ1億円を預けていたとしても、全額手元に戻ってくる

この差は極めて重要です。金利面でも安全面でもFXが外貨預金に比べて圧勝しています。海外送金などの目的以外で外貨預金をするメリットは多くないと言えるでしょう。


そして、外貨預金の牙城ともいえる海外送金にもFXが参入しています。SBIFXです。正確にはSBIのグループ会社(SBIレミット)が海外送金をするのですが、海外送金手数料は480円から、最短10分で海外送金ができるなど、その商品性は優秀です。この手数料や必要時間よりも有利な銀行はあるでしょうか?外貨預金をする理由がさらに減少しています。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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