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トライオート/顧客の取引データを分析して開発された取引システム

2014/12/24


FXサービスを提供する会社(FXブローカー)と私たち顧客の間で最も違うもの。その一つは、顧客の取引データを閲覧できるかどうかです。顧客は、自分自身の取引データしか見ることができません。


顧客による米ドル円(USD/JPY)の買いはどれくらい、売りはどれくらい・・・といった大雑把なデータを公開している会社はありますが、いつ取引を開始していつ取引を終了したかなどの詳細なデータを見ることはできません。

この点で、 FXブローカーは極めて有利な立場にあります。というのは、以下のことが分かるからです。
(1) 勝っている人のトレード方法
(2) 負けている人のトレード方法

これを詳細に研究すれば、FXブローカー自身がトレードをして儲けることも可能かもしれません。FX各社は様々な分析をしていると思いますが、インヴァスト証券がこの分析結果をもとにして作った取引システムを公開しています。

その取引システムは「トライオート」と言います。2015年1月に商品性が大きく改善されますので、今回はトライオートを採り上げます。 

 

トライオートの思想


インヴァスト証券が顧客データを検証した結果、以下のことが分かったとしています。重要な部分ですので、インヴァスト証券ホームページから原文のまま引用します。

「実はほとんどの裁量FXトレーダーは「勝率は高いが利益が小さく損が大きい」状態になっています。結果的に勝率が高い、負けを恐れ、損切りができずに1回の損失が大きくなる傾向があるわけです。」 

しばしば「利小損大」などと表現されることですが、顧客データを分析した結果、その傾向があることが実証されたということです。

含み損になっても我慢していれば復活して含み益になることもありますから、我慢してポジションを維持したい気持ちは良く理解できます。しかし、それが故に大きな損失を出してしまうこともあり、それが致命傷となってしまうということでしょう。


そこで、この精神的な部分、すなわち当初の計画通りにトレードして損切りすべきところは損切りできるお助けシステムとしてトライオートが作られました。すなわち、人間が行う部分とシステムが行う部分を分離しました。

人間: 戦略立案、相場予想、取引の開始
システム: エントリー、決済 ・・・ユーザーの直感による注文変更を回避します。

お互いが得意な部分に特化して取引をしましょうということです。「利小損大」を回避し、勝率は高いけれども損益合計はマイナスだ・・・という状態を回避するのです。

 

トライオートの特徴


では、2015年1月からバージョンアップされるトライオートの内容を概観しましょう。

(1) 取引方法は極めて簡単

通貨ペアを選び、取引パターンを選択するだけです(AP注文)。取引パターンの選択で何回かクリックしますが、画面の指示に従えば良いだけですので、マニュアルがなくても操作可能なレベルまで分かりやすくなっています。後は、自動で繰り返し取引してくれます。

下のキャプチャは、インヴァスト証券ホームページからの引用です。



仕掛けを考えることは大変だという場合は、2015年2月上旬にリリースされる「仕掛けランキング機能」を使うことができます。この仕掛けランキング機能は、様々なトレード方法とその過去の成績(バックテスト)を公開するものです。そのトレード方法を使いたければ、実際に使うこともできます。

仕掛けランキング機能を使えば、どのようなトレードをしようか・・・と深く悩む必要はありません。


(2) 損切り注文を出す必要がなくなる

従来のトライオートは、損切り注文を出すことが必須でした。しかも、取引値から500pips(500銭)以内のレートに設定することが必要でした。このため、トラップ系の取引(トラリピに代表されるトレード方法)を実行することが難しい状態でした。

しかし、上でご案内したトライオート開発過程を考えれば、損切り設定を必須にするのは必要なことでした。

新しいトライオートでは、この制限がなくなります。顧客の要望を受けた対応です。損切り注文を出したくなければ、出さなくてよいのです。取引可能な通貨ペア数は18ですから、「トラップ系の取引を自動でやりたいけれど、その通貨ペアは自動ででできない・・・」という不満をトライオートで解消できます。


(3) その他機能ももりだくさん

上の(1)は自動取引ですが、トライオートは裁量取引も半自動取引(裁量取引とAP注文の組み合わせ)もできます。柔軟性の高いシステムです。

多様な方法を組み合わせてトレードしたいという場合、最低取引数量が10,000通貨だと、資金規模によっては希望通りのトレードができません。従来のトライオートは最低取引数量が10,000通貨でしたが、2015年1月から1,000通貨に変更されます。

また、スプレッドも狭くなります。裁量取引で取引する場合でもトライオートで十分対応できるでしょう。

新スプレッドの例:
米ドル円(USD/JPY) : 1銭
ユーロ円(EUR/JPY) : 1銭
ユーロドル(EUR/USD) : 1pips

ここでご紹介できなかった改善も、2015年1月から順次行われます。新しくなったトライオートで新しい境地が開けるかもしれません。

 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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