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FXデイトレードに適した口座は…LION FX?

2015/02/19


トレードを取引期間で分類して検証するシリーズです。前回に引き続き、今回もデイトレードに向く口座について考察します。今回ご紹介する口座の機能は、LION FXの時間指定注文です。LION FXのホームページにチラリと書いてありますが、ここでまとめてご案内しましょう。


 

時間指定注文とは?


時間指定注文とは、読んだそのままです。あらかじめ指定した時刻になったら取引をする注文です。この取引には3種類あります。

・ 時間指定成行注文
・ 時間指定指値注文
・ 時間指定逆指値注文

漢字がたくさん並んでしまいました。少し難しいイメージになってしまったかもしれませんので、イメージ図で考えましょう。

 

取引を始めるときに使う時間指定注文


時間指定成行注文のイメージ図は下の通りです。



縦軸は為替レート、横軸は時刻です。何らかのトレード方法を使って、為替レートの状況に関わらず18時(午後6時)に買いで取引を開始したいと考えたとします。今はスマホでも取引できる口座が多いですから、デスクトップパソコンやノートパソコンがなくても取引可能です。しかしその時間帯に何らかの用事があると取引できないかもしれません。

こういう時には、この時間指定成行注文が有効です。

上のA点(18時よりも前)で発注しました。そして時間が経過して、B点の18時になりました。当初の発注通りに新規の成行買い注文が執行されてポジションを持つことができます。


次は、時間指定指値注文を確認しましょう。時間指定成行注文は、特定の時刻に売買します。しかし、どのレートで成立するか分かりません。意図とは大幅に異なるレートで成立する可能性もあります。そこで、時間指定指値注文の登場です。下の図では、時間指定指値注文と逆指値注文を同時に書いています。



この方法は、特定の時刻になるまでは指値注文または逆指値注文が有効であり、指値注文や逆指値注文が執行されずに指定時刻になったら、成行で注文を執行するという方法です。ここでは、時間指定指値注文で考えましょう。

上の図で、Dのレートで買いの取引を開始したい、しかし、それが実現しない場合は18時に成行で新規買い取引をしたいと考えているとします。A点で発注しました。黒線で示された為替レートが動いていき、青の破線のように動いた場合、予定通り指値注文が執行されます。

D点に到達しないで時間が経過する場合は、18時に成行で買い注文が執行されます。

逆指値注文の場合は、指定時刻になる前に為替レートがC点に到達すれば、逆指値注文が執行されます。Cの為替レートが実現しないで時間が経過すれば、指定時刻である18時に成行で買い注文が執行されます。

 

決済するときの時間指定注文


今までは、トレードを開始するときの時間指定注文を概観しました。この取引ですが、ポジションを決済するときにも使うことができます。その様子を概観しましょう(買いでポジションを持っている場合)。

・ 時間指定成行注文(決済)


・ 時間指定指値注文、時間指定逆指値注文(決済)


取引開始で使った時間指定注文とほとんど同じ図です。異なるのは、指定時刻や指定レートに到達した時に新規にポジションを持つか、ポジションを決済するかの違いです。
 

では、これらの機能を使ってどのようにトレードをすることができるか、例を考えてみましょう。ここでは、時間指定で決済する場合を考えます。


(1) 決済する目標レートがあるけれど、特定の時刻を超えてポジションを持ちたくない

決済で指値注文を出すことに比べて、逆指値注文を出すのは辛いかもしれません。逆指値注文が成立すると損失が確定しますが、その損失幅は少しでも小さくしたいです。しかし、逆指値注文が現在のレートに近すぎると、利益を得られたはずのトレードで逆指値注文が成立してしまうという悲しい状況になりかねません。

とはいえ、逆指値注文を出さないと、為替レートが意図する方向と逆に進む時に損失が拡大してしまいます。そこで、特定の時刻になったら強制的に決済させることにより、損失の拡大を防ぐことができます。

あるいは、デイトレードの範囲で考えますと、営業日が変わるまでポジションを持ってスワップポイントの受け渡しをしたくないという場合に使えます。営業日が変わるのは日本時間早朝です。その時間帯は眠いです。決済のためだけに起きたくありませんから、時間指定注文で自動で決済してもらおうということです。


(2) これよりも不利なレートで決済したくないし、特定の時刻を超えてポジションを持ちたくない

近いうちに為替レートが上昇する可能性が高いと考えたり、上昇することに対していつもより自信があったりする場合、指値を設定しないでポジションを維持したいと思うかもしれません。できる限りポジションを維持し続けるのです。そして、経済指標発表など何か重要なイベントの直前で、ポジションを決済したいと考えたとします。

しかしこの場合も、念のために逆指値注文を発注することになります。このような場合、時間指定逆指値注文が有効でしょう。


(3) 為替レートの水準に関わらず、特定の時刻で決済したい

指値も逆指値もせず、純粋に時刻のみで決済する方法です。バックテストの結果、特定の時刻に決済すると利益を得やすいという傾向が出ている場合などに使える方法です。


LION FXで使えるこれらの方法の利点は、デイトレードでありながらパソコン画面をずっと眺める必要がないことです。デイトレードのイメージは、パソコンの前にじっと座り続ける様子だと思います。この方法を使えば、トレードをしているときも別のことができるという利点があります。
 
→ FXトレード方法考察シリーズ3:デイトレード
→ FXトレード方法考察シリーズ1:スキャルピング

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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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