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くりっく365の攻勢が止まらない・・・ので、その様子を確認しましょう。

2015/05/21


くりっく365は他のFX業者と明らかに異なる点があります。それは、くりっく365は取引市場であるということです。株式で言えば、東京証券取引所のようなものです。


くりっく365: 公的な性格を持つ取引市場 
その他のFX: 相対(あいたい)取引 

相対取引とは、業者と顧客が1対1で取引する方法です。個別の顧客と業者を比較すれば明らかに業者のほうが力が強いので、その気になれば業者は為替レートを操作することも可能です。しかし、現在の日本の法制度や厳しいFX業界の競争を考えれば、相対でも透明性が極めて高い(=公平な)レートを提示しているでしょう。

くりっく365が設立された2005年やそれ以前は「無法地帯」(と書くのは言い過ぎですが) の感があったため、透明性の高い公平・安心な取引をしたいという要望に応える形で、くりっく365が開設されました。

さて、そのようなくりっく365ですが、口座数や預入証拠金残高の様子はどうなっているでしょうか。下のグラフをご覧ください。くりっく365から引用しました。



2005年7月の口座開設数はわずか370でした。それがまるで二次関数のようにぐんぐん増えていって、2013年あたりからは増加数が緩やかになっています。

二次関数的な増え方をした理由は、主に二つでしょう。
1. 公平・透明・安心なFX取引市場
2. 税率が20%

税金について、以前は、相対取引は雑所得として総合課税でした。このため、一定額以上の収入がある場合はくりっく365が有利でした。
しかし、くりっく365に逆風が訪れます。下のグラフをご覧ください。証拠金預託額です。縦軸の単位は10億円です。 



一番左の矢印はリーマンショックです。ここで証拠金預託額が減るのは仕方ないでしょう。顧客が損をしてお金を減らしてしまったと考えられます。左から2番目の矢印以降、長期の減少傾向がみられます。これは、相対取引業者で取引しても税率が20%に統一された影響が大きそうです。

2011年頃にはFXの悪徳業者(?)は壊滅状態でしたので、くりっく365の最大のメリットはその税制にありました。税制でも、他の業者と同列に扱われることになり、何が何でもくりっく365で取引する理由が一つ減りました。しかも、くりっく365で取引するには取引手数料が必要でした。

こうして、じわじわと証拠金預託額が減少することとなりました。

しかし、ここで逆転の一打が飛び出します。「取引手数料を劇的に引き下げる振興策」です。これにより、くりっく365での取引手数料をゼロにするFX業者も現れました。

時代は長期円高の低迷期から、アベノミクスで円安に転換していました。時代の潮流にも乗って、証拠金預託額はグングンと増加することとなりました(一番右の矢印)。

くりっく365の歴史を簡単に振り返りました。

手数料が無料化されたという事実は、証拠金預託額が劇的に増えた要因の一部ではあっても、大部分ではないでしょう。というのは、他のFX口座の取引手数料は基本的に無料であり、くりっく365が他の業者に追いついたに過ぎないからです。

他のFX口座でなく、敢えてくりっく365を選ぶ理由があるはずです。考えられる理由を下に列挙します。


(1) 圧倒的な南アランド/円(ZAR/JPY)

平均スプレッドが1銭前後です。2015年4月の実績で、スプレッドが0.5銭を下回った比率が14.2%もありました。ZAR/JPYなのに、米ドル/円(USD/JPY)と見間違えそうなスプレッドです。

また、1年あたりのスワップポイントが50,000円超(10万通貨あたり)です。すなわち、1年で50銭相当の利益を確保したということになります。これは業界最高水準です。

(2) スプレッドが全般的に狭い

くりっく365は標準スプレッド制を採用していません。このため、スプレッドは刻々と変化します。USD/JPYのスプレッドは・・・銭!といった感じで具体的な数字を挙げられないのですが、取引画面を見ると、とても狭いです。

(3) 情報公開のレベルが高い

過去のスワップポイントの推移、日足ヒストリカルデータ、口座開設数の推移、取引高の推移・・・などのデータを、ほぼすべての期間で確認可能です。信頼性や透明性を掲げる取引所のなせる業とでも言いましょうか。情報公開のレベルの高さは、そのまま信頼度の高さに繋がります。

 

くりっく365で取引できる会社


現在は15社で取引可能です。どの会社で取引してもスプレッドやスワップポイントの条件は同じですが、取引手数料は各社の自由に任されています。このため、コストを最重要視するならば取引手数料無料の会社を選択すべきでしょう。

手数料無料の代表格として、GMOクリック証券を挙げることができます。
 
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著者情報

ゆったり為替
FXで生計を立てていますが、取引回数は少ない「ゆったりトレード」です。 FXで大成功を収めることを目指して、勉強をする毎日です。ゆったり為替が日々更新しているブログは、こちら【FXゆったりトレード派】http://yuttari-fx.com/

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